2年生史上最速!健大高崎・石垣元気が158キロ記録の衝撃投球でセンバツ当確

 「秋季高校野球関東大会・準々決勝、健大高崎10-3佐野日大」(29日、等々力球場)

 甲子園を経験している健大高崎・石垣元気投手が2年生投手では史上最速となる158キロをマーク。7回コールド勝利で4強入りを導き、3年連続のセンバツ出場を当確させた。

 初回先頭から150キロ台を連発。次打者の2球目には自己最速を更新する156キロを記録した。

 さらに衝撃の記録が飛び出したのは、自らの2点適時打で先制した直後の二回。2死三塁のフルカウントから福田に投じた6球目、内角球がわずかに外れて四球となったものの、球場のスピードガンには「158」が表示され、場内がどよめいた。

 一時は逆転を許したが、チームがすぐに再逆転。4四死球と課題は出たものの、尻上がりに調子を上げ7回3安打3失点の“完投”で勝利を導いた。

 高校2年生の公式戦最速はこれまで、2013年夏・愛媛大会の安楽智大(済美)、2018年秋・岩手大会の佐々木朗希(大船渡)が記録した157キロだった。

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