DeNA 帰ってきたエース東が7回1失点でシリーズ初勝利 肉離れから2週間で驚異的な復帰
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「SMBC日本シリーズ2024、ソフトバンク1-4DeNA」(29日、みずほペイペイドーム)
本拠地で連敗スタートだったDeNAが、接戦を制し今シリーズ初勝利を挙げた。
帰ってきたエースがチームを勝利に導いた。12日のCSファーストSで左大腿裏を肉離れし、それ以来の登板となった東。初回こそ近藤に適時打を許したが、その後は粘り強い投球。一度も三者凡退を作ることはなかったが、7回10安打1失点。強力打線を最少失点に抑えた。八回からは今シリーズ初登板となった勝ちパターンでつなぎ、追撃を許さなかった。
打線は初回に内野ゴロで先制すると、同点の五回には桑原のソロで勝ち越し。さらに筒香にも犠飛が生まれた。先発の東が粘る中、八回には戸柱の適時二塁打で貴重な追加点。チームとしてCSファーストS第2戦以来、9戦ぶりに4得点以上を奪った。
負ければソフトバンクが日本一に王手をかける一戦で、粘り強く勝利をもぎとったDeNA。下克上へまず一つ階段を昇った。