DeNA・東 観客の指笛に激怒「モーション入ってからわざとやってるように聞こえた」「これが仕事で、人生懸けてやってるんで」戸柱もエースの行動を擁護
「SMBC日本シリーズ2024、ソフトバンク1-4DeNA」(29日、みずほペイペイドーム)
DeNA・東が観客の指笛に激怒した。場面は六回1死一塁で今宮を打席に迎えた場面。1ストライクから空振りを奪った後、左腕はスタンドを指さしながら、原球審に向かって指笛のポーズを見せながら、クレームを投げかけた。
東は「モーション入ってからわざとやってるように聞こえた」と激怒。続けて「ペイペイドームは禁止されてないのでダメとは言えないけど、タイミングは考えて欲しかった」とマナーある応援スタイルを要望した。
続けて「たったそれだけで繊細すぎるという意見もあるかもしれないですけど、ただ僕たちはこれが仕事で、人生懸けてやってるんで。悪気はないかもしれないですけど、投げる瞬間にやってきたりしてたんで。そういったことはやめてもらいたいな」と語気を強めた。
DeNAの本拠地では指笛は禁止されているが、ソフトバンクの観戦約款には、はっきりと指笛の禁止が明記されていない。それでも左腕が異議を唱えた後、スタンドには「お客様にお願い致します。投手が投げる間際の口笛はご遠慮ください」と注意喚起のアナウンスが流された。
今季初めて東とコンビを組んだ戸柱は「(指笛は)初回からあったんで、チャンスの時には。ただ、あそこは本人が嫌がったというか、繊細なんで」と東の行動と思いを擁護した。