阪神・才木の球は「めっちゃすごい」中日・高橋宏の度肝抜いた 侍J合宿キャッチボールだけで驚きと興奮
「侍ジャパン合宿」(30日、宮崎)
ヒロトがヒロトの剛球に驚いた!阪神・才木浩人投手(25)が30日、宮崎市内のSOKKENスタジアムで行われている、11月の国際大会「ラグザス presents 第3回 プレミア12」に向けた野球日本代表の合宿で、キャッチボールした中日・高橋宏斗投手(22)の度肝を抜いた。高橋宏は才木の球を「初めての感覚」と表現。今季防御率リーグトップの好投手から賛辞が止まらなかった。
才木の指先を離れた球がグラブに収まるたび、高橋宏は驚きの表情を見せた。初日から2日連続でキャッチボールを組んだ“ヒロト”ペア。高橋宏の口からは驚きと興奮が止まらなかった。
「めっちゃすごいっすね。元から知ってたんですけど、いい球投げるっていうのは。想像のはるか上を超すような。見てたら分かるっすもんね」
WBCでは山本(現ドジャース)とキャッチボールをし、他にも名だたる好投手を見てきた高橋宏だが、「僕の中では初めての感覚に近い。今永さんともちょっと違うし、由伸さんともちょっと違う。また違う驚き」と話す。
189センチの高身長から投げ下ろすが、軸のブレがなく「どーんと来る感じ。落ちてこない」球質だといい、「阪神担当なら分かるっすよね?」と報道陣に共感を求めるほどの驚きぶり。「勢い、伸び、球威、球速。やばいっすね」。“オール満点”評価のべた褒めで、「やっぱ楽しいっすね、野球は」とまで語った。
剛球で度肝を抜いた才木も、4学年下の高橋宏について「めっちゃ球強いんで。すごいなと思いました」と称賛。キャッチボール後や移動時には笑顔で言葉を交わす場面もあった。戸郷と3人で先発の柱となりそうな“ヒロト”ペア。才木は「いろいろ聞きたい」と高橋宏から学ぶことを意気込んだ。31日には侍初ブルペンに入る予定。順調に調整を進め、剛球で海外勢をびびらせる。