広島・小園 侍合宿中に西武・源田の技術盗む 「うまいなぁと思いながら」アドバイスもらい「心強い」
「侍ジャパン合宿」(31日、宮崎)
野球日本代表・侍ジャパンの宮崎強化合宿に参加している広島・小園海斗内野手(24)が31日、西武・源田の技術を吸収し、レベルアップしていくことを誓った。
午後からの練習ローテでは同じ組で周回。打撃、守備、走塁と約1時間、間近でプレーをともにした。ノックでイレギュラーを難なくさばく場面を目にし、「うまいなぁと思いながら。あれはできねぇなと」と苦笑い。「グラブを下に置きながら、最後の粘りは大事だよねと話はしました」とアドバイスを受けながら貴重な時間を過ごした。
盗むのは技術だけではない。昨春のWBCで世界一に貢献した源田。「一番経験している選手。『なんでも聞いて』と言ってくださっているので、心強い。まだ時間あるのでいろいろ聞きたい」とチーム最年長、31歳の経験もヒントにしていく構えだ。
年齢制限のない侍ジャパンの選出は初めて。トップレベルの選手たちとの交流に「貴重な経験です。なかなかできないのでとても楽しい。充実してます」と小園。侍を引っ張るチームリーダーの背中を見て、自らの成長につなげていく。