オリックス 最速152キロ右腕の陳睦衡が入団会見 「二刀流になれるチャンスがあったら、チャレンジしたい」大谷へのリスペクトも明かす

 入団会見後、記念撮影する陳睦衡(右)と福良GM
 大阪市内の球団施設で入団会見を行った陳睦衡
 大阪市内の球団施設で入団会見を行う陳睦衡(右)
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 オリックスは1日、大阪市内の球団施設で育成契約を結んだ台湾出身の陳睦衡(チェン・ムーヘン)投手(18)=台湾国立体育大=の入団会見を行った。

 最初に「こんにちは、私はチェンです。よろしくお願いします」と日本語で自己紹介した陳睦衡。獲得へ、日米争奪戦の様相だったが「オリックスはすごくいいチームと聞いたことがあります、今回球団からも台湾に来て、誠意を持って話していただきましたので入団を決めました」と理由を明かした。

 9月に台湾で開催されたU18アジア選手権に台湾代表として出場し、9月2日の韓国戦は先発で5回1/3を2安打、無失点、7奪三振と好投。6日の日本戦でも先発で4回を投げ、無安打無失点、2奪三振と好投した。また、内野手としてもプレーしていた“二刀流”で、打撃でも非凡なセンスを持っている。

 二刀流挑戦への思いを問われると「まず(投手として)頑張って慣れて、そして二刀流になれるチャンスがあったらチャレンジしたい気持ちがあります。大谷選手はすごくいい選手で世界の舞台に立って、そして自分の目標も達成してすごくいい選手なので、自分も彼のように頑張りたいと思います」と決意した。

 福良GMは「球が強いし、変化球も素晴らしいものもあるし、フィールディングもうまい。全てにおいて完璧やないですか」と絶賛。秋季キャンプも参加する予定だ。

 育成選手として昨年10月に日本ハムに入団した孫易磊(スン・イーレイ)同様、支度金7500万円、年俸600万円で契約。(金額は推定)

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