侍ジャパン初戦先発は井上 井端監督が明言 CS崖っぷちから快投が決め手「大丈夫と思った」
「侍ジャパン合宿」(1日、宮崎)
侍ジャパンの井端弘和監督(49)が1日、初戦となる13日のオーストラリア戦(バンテリン)の先発に、今季自己最多の8勝をマークした井上温大投手(23)を起用することを明かした。
この日は練習休日だった中、宮崎市内で報道陣に対応。井上には10月29日の宮崎合宿初日に球場で「第1戦ね」と告げたという。「ビックリしていました」と話す一方、「勝つピッチングをしてくれればいい」と期待を寄せた。
当初、初戦の先発構想があった日本ハム・伊藤が右足関節捻挫で辞退。井上は追加招集されて初の代表入りとなった。CSファイナルSではチームが初戦から3連敗し、負けられない第4戦で六回1死まで完全投球を見せたことに触れ、「3敗の崖っぷちからのピッチングを見たら、あそこ(初戦)でも僕は大丈夫と思った」と説明。信頼して、開幕戦を託す。