阪神・森下 辰己と侍“鉄壁”右中間 近本の後輩と息ぴったり!初対面でも意気投合「楽にやってます」
「侍ジャパン合宿」(1日、宮崎)
阪神・森下翔太外野手(24)が1日、楽天・辰己涼介外野手(27)との“鉄壁右中間”結成を意気込んだ。宮崎市内のSOKKENスタジアムでの、国際大会「ラグザス presents 第3回 プレミア12」に向けた野球日本代表の合宿では、初対面にもかかわらず初日から打ち解けた2人。この日の休養日を挟み、2日から始まる第2クールでは実戦も予定されている。コミュニケーションを大切に、息の合ったプレーを見せる。
侍合宿初日のアップ開始前から、楽しそうに話す森下と辰己の姿があった。面識があるのかと思いきや「初めてです」と森下。「すぐ溶け込みましたね」。初対面にもかかわらず、すぐに意気投合した。
森下は、シーズン同様、侍合宿でも右翼守備についている。井端監督は左翼について「佐野ないし、桑原で半分半分、その辺はお願いしようかなとは思っていますけど」と話しており、辰己の中堅起用が有力。森下&辰己で右中間を組む可能性が高い。
阪神では近本と右中間を守る森下。辰己は社高出身で近本の後輩だが、印象はまた違うという。「面白い人っすね、辰己さんはかなり。(自分とタイプは)めちゃめちゃ違くはないかもしれない。同じような感じでやってます。かしこまりすぎず。楽にやってます」。DeNA・佐野、桑原が日本シリーズのため合流しておらず、現在外野手は五十幡を含めた3人だけ。“似たもの同士”の辰己とは話す機会も自然と増え、すっかり打ち解けた。
第2クールでは実戦も控える。息の合ったプレーを見せるためにも、コミュニケーションは重要だ。「会話が少ないと、いざ捕りたい時に捕りづらいので。楽に話せるぐらいの距離感になった時に、守備の“あうんの呼吸”じゃないですけど、そういうのも出てくると思うので。(コミュニケーションを)大事にしていきたい」。“鉄壁右中間”を作り上げ、世界一に貢献する。