巨人・京本 菅野“代役”ローテ入りの誓い「穴を埋められるように」ブレーク狙う期待の20歳
4年ぶりにリーグ優勝した巨人の契約更改交渉が1日、都内にある大手町の球団事務所で始まった。支配下選手の先陣を切った京本眞投手(20)は40万増の460万円でサイン。海外FA権を行使し、メジャー挑戦する菅野智之投手(35)の代役として、開幕ローテを勝ち取る覚悟を語った。(金額は推定)
交渉の席では球団幹部を前に宣言した。「来年は菅野さんの穴を埋められるように、頑張りたいと思います」。ポスト・菅野を懸けたバトルに堂々参戦を表明した。今年3月に支配下登録された右腕は、今季リリーフでプロ初登板を含む4試合に登板。2軍では主に先発として経験を積んだ。
「中継ぎをする経験が今までなかったので、いい悪いがすごくはっきりした年。この1年間、勉強する機会をいただいた年なのかなと思います」
今オフは豪州のウインターリーグに秋広、山田とともに派遣される予定。帰国後は昨年に続き、大勢に合同自主トレを願い出た。「人としても野球人としても尊敬する方。自分が来年、活躍するために必要だと感じたのでお願いしました」。目標はローテ定着で連覇貢献。阿部監督も期待の20歳が一気ブレークを狙う。