崖っぷちのソフトバンク大誤算 有原が3回4失点でKO 小久保監督が続投判断も崩れる
「SMBC日本シリーズ2024、DeNA-ソフトバンク」(3日、横浜スタジアム)
中7日で先発したソフトバンクの有原がまさかの早期降板。3回6安打4失点でKOされた。
両軍無得点の二回。先頭の筒香にチェンジアップを完璧に捉えられ、中堅右に先制ソロを許した。その後、2死二、三塁から桑原に左前へ2点適時打を許し、リードを広げられた。
三回もピリッとしない。先頭の牧に中前打を打たれた後、オースティン、筒香を打ち取ったところまでは良かった。ただ、宮崎に死球、戸柱に四球で2死満塁とし、森敬に押し出しの四球を与えてしまった。
登板前日、有原は「ベストな準備をしたいなと思います。やることは変わらないので、チームのために全力で投げるだけです」と1戦目同様、勝利に導く投球が期待されたが、悔しい結果に終わった。
3失点した直後、三回表の攻撃で小久保監督は有原に代打を送らず。続投させたが結果的に裏目となった。四回に柳田の2ランで追い上げムードを作り、小久保監督は有原の交代を決断した。四回からは尾形にスイッチした。