阪神・森下 赤備えで候「プレミア12」日の丸カラー特別仕様の道具で闘う「気持ちも上がる」
「侍ジャパン合宿」(3日、宮崎)
阪神の森下翔太外野手(24)が3日、宮崎市内のSOKKENスタジアムで11月の国際大会「ラグザス presents 第3回 プレミア12」に向けた野球日本代表の合宿に参加し、同大会では赤を基調とした道具を使うと明かした。日の丸を連想させる情熱の侍カラー。エルボーガードやフットガードなどが特別仕様となる。
とにかく目立つ。炎、情熱、太陽…。森下が生命力を想像させる赤の道具を今合宿で身につけている。輝く赤を基調に金色で「JAPAN」の刺しゅう。「赤はジャパンのユニホームに似合ってますし、気持ちも上がります」。本人も気に入った様子だ。
シーズン中は虎カラーの黄色、昨年11月のアジアチャンピオンシップでは紺色がベースだった。「ずっと赤は使ってなかったので初めて」。人生初の侍レッド。ブルペンでは鈴木翔と井上の打席に立ち、オーラを漂わせていた。
ジャパン仕様の道具は主に打撃アイテム。肘を守るエルボーガードと足を守るフットガード、手の甲を守るハンドガードの3種類だ。「シーズンでも使おうかな」。侍のユニホームにもマッチしており、かっこよさは増している。
この日のフリー打撃では53スイングで2本の柵越え。ラストスイングは中堅フェンス直撃で「あぁ~」と悔しがったが、スタンドからは拍手が送られた。打撃練習直後にはスタッフと打撃談議を交わし、佐藤とも打撃論を語りながらトレーニング室へ向かった。
宮崎は今合宿初の快晴。強い日差しが照りつけ、赤の反射がまぶしかった。「JAPANの刺しゅうがかっこよくて気に入っているので、これで頑張ります」。侍レッドで心を燃やし、日本を熱くする