中日の白井元オーナーが死去 96歳 侍ジャパン・井端監督らが追悼「移籍する時も、私のことを気にかけてくださった」
中日新聞社名誉会長でプロ野球・中日のオーナーも務めた白井文吾氏が10月29日、老衰のため死去した。96歳だった。
白井氏は1949年に前身の中部日本新聞社に入社し、97年に中日新聞社社長に就任。2000年から中日のオーナーを務め、リーグ優勝4度、日本一1度を達成した。
中日の井上一樹監督は「長きに渡り、いろんな方面でご尽力していただき素晴らしい功績を残されました。強いドラゴンズを作って頂いた中で選手をさせてもらったことも感謝しております。心からご冥福をお祈り申し上げます」と球団を通じてコメント。中日OBで侍ジャパン日本代表の井端弘和監督は「ドラゴンズに入団してからジャイアンツに移籍する時も、私のことを気にかけてくださった白井さんには非常にお世話になりました。長年、プロ野球界発展のために多方面に渡りご尽力いただき感謝の気持ちでいっぱいです。心よりご冥福をお祈りいたします」とコメントした。