中日・井上監督 ドラ1金丸よ無理はするな 腰痛完治優先を提案「悪化するのが一番怖いので」
「中日秋季キャンプ」(5日、名古屋)
中日・井上一樹監督(53)が5日、ドラフト1位で指名した金丸夢斗投手(21)=関大=に対して、練習よりも腰痛の完治を優先させるスケジュールを提案していたことを明かした。
“金の卵”に自らブレーキをかけていた。関大へ足を運んだドラフト会議翌日の指名あいさつで、「不安な部分があるとするなら、それを押し殺して練習はするなよ」と伝えたという。金丸は今秋は腰痛のためリリーフ登板に専念。指揮官は「これぐらいできるだろうって練習して、悪化するのが一番怖いので」と続けた。
金丸には金丸なりの成長曲線がある。新監督は近未来エースにしっかり寄り添い、球団を挙げて日本を代表する左腕へと導いていく。