広島・小園 侍J4番・二塁で無安打もらしさ見せた 犠飛でダメ押し5点目 3度の守備機会も軽快「準備できている」
「日本代表練習試合、日本代表5-0広島」(5日、SOKKENスタジアム)
侍ジャパンの広島・小園海斗内野手(24)が5日、広島との練習試合で「4番・二塁」で出場。無安打に終わったものの攻守で存在感を示し、勝利に貢献した。
小園らしい打撃を見せたのは七回無死三塁の場面だ。高に対し、甘く入った変化球を中堅へ。犠飛で三走を迎え入れ、ダメ押しの5点目を奪った。打撃の状態は「いいとは言えない」というが、「大会で打てればいい」と前向き。二塁の守備でも、3度の守備機会を軽快にこなし「しっかりさばけてよかった。どこでも準備できている」とユーティリティーとしての自信をのぞかせた。
試合前には新井監督と久しぶりに会話。「『頑張ってこいよ』と言われたので頑張りたいです」と背中を押され、気を引き締め直した。13日の大会初戦まであと1週間。世界一の称号を手にし、広島に帰還する。