巨人・阿部監督 リーグ連覇は“燕斬り”から!今季本拠地3勝7敗 苦手克服で開幕ダッシュへ

 巨人の阿部慎之助監督(45)が6日、ヤクルトに雪辱を誓った。この日、セ・リーグの来季日程が発表され、3月28日に東京ドームでの対戦が決定。今季、5位に沈んだチームで13勝12敗と勝ち越した一方、本拠地では3勝7敗と大きく負け越した。リーグ連覇、悲願の日本一に向け、苦手克服で開幕ダッシュを図る。

 「どこが相手でも同じだけど…ウチが苦戦した相手には変わらないからね」。来季日程の大枠が固まったことで、阿部監督は少しだけ言葉に力を込めた。「だいぶ先だけどね」と笑いながらも、各球団との対戦成績はきっちりと把握。12勝12敗1分けだった阪神以外は勝ち越したが、ヤクルトには苦手意識が残った。

 「その時(開幕)に、どういうチームになっているかも楽しみにしたいですね」。現在は川崎市のジャイアンツ球場で、若手を中心に秋季練習を行っている。慣例となっていた宮崎キャンプは取りやめ、10日まで短期集中で選手個々の成長を促す。また、西舘や又木、秋広ら多くの若手選手をプエルトリコ、豪州、台湾のウインターリーグに派遣。実戦漬けで成長と、来季の台頭を求める。

 開幕戦以降は中日(バンテリンドーム)、阪神(東京ドーム)と続く日程。今季終盤まで優勝を争った伝統の一戦を含めて開幕ダッシュで弾みをつけたいところだ。「本拠地開催?それはもうね、すごくいいことだと思います」と指揮官。25年シーズンは大歓声を背に、ツバメ封じから幕を開ける。

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