下克上メンバーが侍ジャパンに合流 三者三様の決意表明に桑原は侍でもミーティング?「たぶん遠慮すると…」
バンテリンドームで9、10日に開催する強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 日本VSチェコ」を前に8日、DeNA・牧や日本シリーズでMVPを獲得した桑原ら4選手が合流。佐野を含めた下克上メンバー3選手がそれぞれ意気込みを語った。
まず中軸として期待のかかる牧は「国を代表して戦うユニホームだと思うので、自分の持っているプレーを出せるように準備していきたい」と決意。7日には同級生らと食事の席を共にし、「もう本当に個性が強すぎるメンバーが多いんで、束ねるのは難しいんですけど、1人1人の能力っていうのはすごい高いものがあるんで、全員がチームのために戦えばすごく強力なものになる」と話した。
またMVPを獲得した桑原も、外野手では最年長となる。「まずは自分からしっかり思ったことがあれば声を掛けていきたいと思いますし、後輩からも遠慮なく声を掛けてもらえれば。そういう雰囲気を自分からつくっていこうと思います」とし、DeNAでは仲間を鼓舞するミーティングも話題になったが「どうですかね」と笑顔。「多分遠慮すると思いますけど、思うことがあれば素直に言おうかなと思います」と“予告”した。
佐野は「このプロの世界に入ってから、このユニホームを着るっていうのは僕の中の大きな目標でしたし、より今日ユニホームを着て、活躍して、チームの勝利に貢献したい」と決意を新たにした。この日は打撃練習で同組だった日本ハム・清宮と打撃論を交わしたといい、「バッティングのこともいろいろ話を聞かせてもらいました。なかなかリーグも違って、会話をするっていうことがないので。いろんな選手と色んな会話をしたいなと思います」と話した。