巨人・阿部監督「何か一芸がないとね」育成選手よデカくなれ 自身の経験から食の重要性説く
巨人の阿部慎之介監督(45)が8日、育成選手に体を大きくすることを求めた。ジャイアンツ球場で行っている秋季練習では、育成の有望株も1軍の練習に参加。細身の選手が目立つだけに「若くて育成の子は何か一芸がないとね。パワーつけるとかさ」と“ビッグ”な新星の登場を願った。
阿部監督自身、中学1年時は150センチ、60キロと小柄だったが「めっちゃ食べた」と“食トレ”に励み、強打者としてプロで19年間、戦えるまでに成長した。それだけに「食べられない人は、この世界で長生きできない」という言葉には重みがある。
指揮官は「東海大のラグビー部みたいに、一人ずつ『マイ炊飯器』を持たせて部屋で炊かせるのもいいかも」と冗談を交えながら食の重要性を説いた。チーム力の底上げへ、育成選手への目配りも欠かさない。