ロッテが佐々木朗希投手のメジャー移籍容認、ポスティングシステムの手続き開始を９日に発表すると、直後に米メディアも一斉に報道した。ＦＯＸスポーツＭＬＢは公式Ｘ（旧ツイッター）で「千葉ロッテマリーンズが、佐々木朗希投手のポスティング手続きを今冬に開始すると発表した」と伝えた。

　ロサンゼルスタイムズのドジャース担当、ジャック・ハリス記者は自身のＸに「日本での通算防御率２・１０の右腕にとって大きなニュース。ドジャースのターゲットになるだろう」と投稿した。同紙電子版にも「日本のスター、佐々木朗希がポスティングされ、ドジャースのＦＡ戦線のトップターゲットに」として長文の記事を掲載。ドジャースがこれまでどれほど佐々木を注視してきたかを「ドジャースは大谷、山本を獲得し、そして数年前から佐々木をスカウトし、彼が次のスターになる瞬間を待っていた」などと記した。

　ドジャース・ネーションのノア・カムラス記者も自身のＸで「佐々木朗希投手が千葉ロッテマリーンズによってポスティングされた。２３歳の彼は史上最高の有望選手の一人であり、マイナー契約しか結べない。移籍先としてドジャースが圧倒的に優位と見られている」と投稿した。

　ダイヤモンドバックスをカバーするジェシー・フリードマン記者は「これはビッグニュース。日本の右腕、佐々木朗希は今オフ、一気に獲得可能な最高の選手の一人になった。多くが彼はドジャースと契約するのではないかと予想している」とＸに投稿した。