PL学園OBの上重アナ マスターズ甲子園に出た理由とは?「あの時の記憶のままでいたい」も「甲子園の風景をもう一度」

 ベンチで笑顔を見せるPL学園OB・上重聡アナウンサー(中央)
 マウンドで力投するPL学園OB・上重聡氏
 甲子園のマウンドで腕を振るPL学園OB・上重聡アナウンサー
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 「マスターズ甲子園、PL学園OB9-8鳴門渦潮OB」(10日、甲子園球場)

 PL学園OBのフリーアナウンサー・上重聡氏(44)が登板し、打者4人に対して完全投球を披露した。三回先頭でスタンドからの拍手とともにマウンドに上がると、初球は場内のスピードガンで72キロを記録。次の1球で投飛に打ち取り、打者1人で降板した。

 七回先頭で再びマウンドに上がり、この日最速120キロを記録しながら三者凡退に抑えた。

 初回からブルペンに入り、入念に肩を作ってマウンドへ。ブラスバンドの演奏を聞いて笑みを浮かべるなど懐かしの聖地で心を躍らせた。

 高校時代は1998年の春のセンバツでエースを務め、準決勝で元大リーガー・松坂大輔を擁する横浜に敗戦。同年の夏の甲子園でも準々決勝で再戦するも、延長17回の末に敗れた。「あの時の記憶のままでいたいと思って」とこれまでは参加せずにいたものの、「40歳になってもう一度」と奮起。26年ぶりに聖地のマウンドに立ち、「甲子園の風景、景色をもう一度見てみたいと思った。幸せでした」と振り返った。

 同校野球部は休部中。「母校がなくて勝った負けたがないのがつらかった」と心境を吐露した。

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