チェコ監督、「日本」と描かれた鉢巻締め侍Jにエール「優勝してくれれば」 2連敗も日本との対戦「天からの贈り物」

 試合後、握手を交わす(左から)井端監督とハジム監督(撮影・飯室逸平)
 6回まで4イニング無失点の好投をし、ハジム監督(右)に迎えられるセナイ
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 「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024、チェコ代表0-9日本代表」(10日、バンテリンドーム)

 チェコは六回まで2点差と食い下がったものの、終盤の大量失点で完敗。前日に続く2連敗に終わった。

 ハジム監督は「決して悪くはなかったと思います。我々が戦った相手というのは世界でベストのチーム、侍ジャパンだからです。ちょっとでも隙を与えてしまうと点を取られてしまうというのを実感。貴重な機会だと思います。ここでプレーしたチェコの選手は、今後、ここで得たものを次に生かすことができる。

 この2試合の課題と収穫を問われ、「投手陣はしっかりとストライクゾーンに投げることができていたし、打撃陣も速い球を打ち返すことができていた」としつつも、「全体的にはよかったが、残念なところは守備」と大量失点につながった致命的な守りのミスを挙げた。

 会見途中で「日本」と描かれた鉢巻を巻いた指揮官は「今回はプレミア12で日本が優勝してくれればと思っています。我々も日本のファンとしていきたいと思う。日本と戦う機会をもらえたのは天からの贈り物だと思っている」と侍ジャパンにエールを送っていた。

 チェコは23年のWBCで初出場し、初戦の中国戦で劇的勝利。その後は日本に2-10で敗れるなど1勝3敗で1次ラウンド敗退となったが、爽やかな雰囲気で日本のファンからも大きな注目を集めた。

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