リーグ優勝の巨人から4人がGG賞受賞 初の吉川は二塁では球団22年ぶりの快挙、一塁・岡本和、三塁・坂本も部門別で初

 「第53回三井ゴールデン・グラブ賞」が12日、発表され、巨人からは投手部門で菅野智之投手(35)、一塁手部門で岡本和真内野手(28)、二塁手部門で吉川尚輝内野手(29)、三塁手部門で坂本勇人内野手(35)が選出された。吉川は初受賞で、岡本和、坂本はそれぞれ部門別で初受賞となった。

 球団として二塁手部門での受賞は、2002年の仁志敏久以来24年ぶりの快挙。「プロ野球に入ってからずっと、目指していた賞なので受賞出来て本当にうれしいです。沢山の人に感謝したいです。また来年、再来年と選んで頂けるように頑張ります」と喜びをかみしめた。

 また、遊撃手部門で5度受賞の坂本は、2021年以来3年ぶりの名誉に「この様な賞に選んでいただき大変光栄に思います。今年から新たにサードという守備位置に変わり、すごく取りたいと思っていた賞ですのでうれしいです。より一層精進して参ります」とコメントを残した。

 三塁手部門で2度の受賞歴がある岡本和は、2022年以来2年ぶりの受賞。「このような賞に選んでいただき光栄に思います。ファーストでの受賞は初めてなので大変うれしく思います。これからもみんなの送球をすべてカバーできる様に練習し、また選んで頂けるよう頑張ります」と喜んだ。

 また、投手部門では菅野が2020年以来、4年ぶり5度目の受賞。「まさか取れると思っていなかったので驚いています。投げることだけではなく、投げ終わったら9番目の野手という意識でプレーをしているのでそこを評価していただきうれしく思います。この先も投げること以外のことにも重きを置いてプレーしていきたいと思います」と喜びを語った。

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