日本ハムが台湾のMVP右腕・古林叡煬の優先交渉権を獲得 昨年の日本戦では先発で好投見せた逸材
台湾プロ野球(CPBL)の統一は12日、海外移籍を目指す古林叡煬投手(24)の優先交渉権を日本ハムが獲得したと発表した。150キロ超の速球を武器とする右の本格派で「火球男」の異名を取り、CPBLの今季のMVPに輝いた。日本ハムと30日間の交渉期間で合意するか注目される。
統一は「古林の価値に見合った形で合意し、古林が日本プロ野球で目覚ましい成績を収め『台湾の光』となると信じている」とコメント。統一によると、最近では日本ハムとDeNAから接触があり、ソフトバンク、ヤクルト、巨人も関心を持っていたとしている。
今季は10勝2敗、防御率1・66。昨年11月のアジアプロ野球チャンピオンシップの日本戦に先発して六回1死まで完璧に抑え、七回途中1失点と力投して評価を高めた。
過去に同様の移籍システムでCPBLのラミゴ(当時)の王柏融外野手が日本ハム入りした。