プレミア12 先発・井上温大が六回途中2失点で降板 緊張の大会初戦で好投

 6回、ソロを放つボヤースキ(撮影・飯室逸平)
 6回、豪州・ボヤースキにソロを打たれる井上(撮影・飯室逸平)
 6回、ボヤースキにソロを許す井上(撮影・山口登)
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 「ラグザス presents WBSCプレミア12・1次リーグB組、日本代表-オーストラリア代表」(13日、バンテリンドーム)

 日本代表の先発・井上温大投手が5回0/3を5安打2失点で降板した。

 初回は先頭・バザーナにいきなり中前打とされ、2死三塁のピンチを招くも、4番・ウィングローブを空振り三振に斬り、無失点で立ち上がった。二回以降は立ち直り安定した投球。五回終了時で8奪三振を奪う投球を見せ、プレッシャーのかかる大会初戦のマウンドで堂々たる投球を見せた。

 続投した5点リードの六回は先頭・ボヤルスキーにバックスクリーン左への一発を被弾。次打者の今年のMLBドラフト全体1位・バザーナに右前打を浴びたところで、井端監督がマウンドに赴き、降板を告げられた。駆け足でベンチに戻る際にはスタンドから大きな拍手が左腕に注がれた。

 井上は19年ドラフト4位で巨人に入団。高卒5年目の今季は巨人で25試合に登板し、8勝5敗、防御率2・76でリーグ優勝にも貢献した。

 ただ、2番手の横山陸人投手が2ランを被弾し、2点差に迫られた。

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