ソフトバンク・甲斐「大きな決断」FA権申請書類を提出「いろんな話を聞いてみたい」
ソフトバンクの甲斐拓也捕手(32)が13日、みずほペイペイドーム内の球団事務所を訪れ、今季初取得した国内フリーエージェント(FA)権の行使手続きを行った。申請期限最終日に書類を提出すると「(FA権行使は)一度きりの権利だし、自分の野球人生においてこのタイミングだなと。大きな決断になると思うけど、いろんな話を聞いてみたい」と素直な思いを口にした。
宣言残留を認めるソフトバンクは4年総額10億円超(推定)の条件提示で引き留めに努めるが、他球団との交渉が解禁される15日以降は獲得に興味を示す巨人が争奪戦に参戦する可能性が高い。各球団との交渉で重要視する点について、甲斐は「自分が捕手としてやってきたことをどれだけ評価していただけるか。そういった球団があれば話を聞きたい」と語った。