前日本ハム・柿木蓮は打者2人抑える「シーズンより緊張した」元大阪桐蔭エース「できるなら野球をやりたい」

 力投する柿木(撮影・開出牧)
 力投する柿木蓮(撮影・開出牧)
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 「12球団合同トライアウト」(14日、ZOZOマリンスタジアム)

 前日本ハム・柿木蓮投手が参加し、シート打撃に登板した。

 前巨人・菊田に対して初球141、142キロを外角低めに投げ込み、2ストライク。最後は低めに落とす変化球で空振り三振を奪った。

 前中日・三好には1ボールからカットボールで空振りを奪うと、最後はツーシームで左飛に打ち取った。8球でアピールの場を終えた。

 大阪桐蔭のエースとして甲子園で春夏連覇を達成。18年ドラフト5位で日本ハム入りし、22年には1軍で4試合に登板したが、今オフ戦力外通告を受けた。

 柿木は「ホッとしました。ずっとストライク先行でやろうと決めていた。四球もなくて良かった」と安どの笑み。「悔いだけ残さないように、準備はしっかりやろうと臨みました。シーズン通りやれたかなと思います」とうなずいた。

 初のトライアウトを終え、「選手間の控室は変わらないが、グラウンド上の雰囲気は違う。シーズンより緊張しました」と苦笑い。中日・根尾、ロッテ・藤原、巨人・横川と大阪桐蔭時代の同期の存在に触れ、「みんな頑張っているので、できることなら野球をやりたい」と思いを語った。

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