侍ジャパン・牧 スライディングで相手二塁手と交錯 大きなジェスチャーで韓国ベンチへ合図送る

 「ラグザス presents WBSCプレミア12・1次リーグB組、日本代表-韓国代表」(15日、台北ドーム)

 侍ジャパン・牧が七回に二塁打を放ち、二塁へスライディング。際どいタイミングでタッチを試みた韓国代表の二塁手シン・ミンジェの足にスパイクする格好となった。

 シン・ミンジェは右足を痛がるようにして後ろ向きに倒れ、球場は騒然。牧はすぐに韓国ベンチへ大きなジェスチャーで合図し、トレーナーらを呼んだ。

 韓国選手も集まり、牧と言葉をかわす様子も。シン・ミンジェは大事に至らなかったもようで立ち上がると、牧から声をかけられ、うなずく様子もあった。

 試合は1点を争う熱戦となったが、侍ジャパンは1点リードの七回、4番・森下が左越え2ランを放った。甘く入った直球をフルスイング。着弾を見届けるとガッツポーズを繰り出した。森下は「次につなぐことだけを考えて打席に入りました。最高の結果になって良かったです」とコメントした。

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