夏の甲子園 午前夕方2部制で選手の熱中症疑い件数減少 高野連

 日本高野連は15日、大阪市内で8月の第106回全国高等学校野球選手権大会の第4回運営委員会を開催し、今大会から導入した試合を午前と夕方に分けて実施する2部制のまとめなどについての報告を行った。

 選手の熱中症疑いの総発生件数は58件(56人)で開幕から3日間設けられた2部制では1日平均2・7件。従来の進行で行った第4日以降は1日平均4・5件と効果が表れた。また観客などの救護受診状況で午後1時以降の平均受診者数が激減。来年以降の継続は今後検討される。五回終了時のクーリングタイム、今大会から始まった補食の提供は続けていく方針を示した。

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