日本ハムが戦力外の宮内春輝投手と育成契約「必ず支配下に」「155キロ出したい」背番号は「126」に決定
日本ハムは17日、宮内春輝投手(28)と育成選手契約を締結したと発表した。10月28日に来季の契約を結ばないことを通達、育成契約を打診していた。背番号は「162」に決まった。また、育成選手の中山晶量投手(25)、山本晃大投手(25)、平田大樹外野手(19)、山口アタル外野手(25)がそれぞれ契約を更改。松本遼大投手(22)と松岡洸希投手(24)は育成選手として再契約した。
宮内は昨秋のキャンプ中に左膝前十字靱帯断裂の重傷を負い、手術。その影響で今季は育成選手としてスタートし、7月に支配下復帰を果たしたが、1軍登板はなかった。
契約を終えた千葉・鎌ケ谷の球団施設で「期待している、と言われたのでやるだけです。切り替えて前を向いてやっていくしかないなと思います」と話した。このオフは「球速にこだわっていきたい」と話し、今季最速151キロだった直球を「155くらいまで。アベレージ150くらい出したいと思っています」と話した。
日本製紙石巻時代には“東北の林昌勇”の異名をとった右サイドハンド。剛球を身につけて「必ず支配下に戻って、1軍のマウンドに立てるようにやっていく」と誓った。