広島ドラ1・佐々木「壁を越えたい」青学大“4冠締め”に闘志 明治神宮野球大会開会式

 明治神宮野球大会(20日開幕・神宮)の開会式が19日、都内の明治神宮会館で行われ、大学11校、高校10校の選手が参加した。優勝候補である青学大の主将で広島ドラフト1位指名の佐々木泰内野手(21)は4冠(春秋のリーグ戦、全日本大学選手権、明治神宮大会)へ意気込みを示した。

 「打倒・青学で来る大学さんもあると思う。神宮大会での優勝は1度もないので壁を越えたい」

 今秋リーグ戦は死球による左手打撲で欠場もあったが「問題ないです」と万全を強調。プロの扉を開く選手として注目も集める中「同じ舞台に上がる選手に負けないよう戦いたい。広島に良い選手が来たと思ってもらえるように」と決意した。

 ロッテのドラフト1位指名・西川史礁外野手(21)は今秋に受けた死球による右手人さし指第一関節骨折の影響で代打起用の方針。「去年あと一歩で逃した4冠へ、良い形で終わりたい」と力を込めた。

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