21日に侍ジャパンと対戦の米国代表ソーシア監督 「大谷は出ませんよね?じゃあ大丈夫です」

 「ラグザス presents WBSCプレミア12」の2次リーグに進出した米国代表のマイク・ソーシア監督が20日、東京ドームでの公式練習後に会見に出席。21日に対戦する日本代表について「誰か1人、2人と個人的な名前を挙げるより、チーム全体が危険だと思っている」と警戒しつつ「大谷は出ませんよね?じゃあ大丈夫です」と、ジョークを飛ばした。

 ドジャース・大谷のメジャー移籍1年目にエンゼルスの監督だったソーシア監督は、大谷の事をよく知っている。「入団前から彼は大変自信もあふれる選手でしたし、彼の身体能力というのは突出する素晴らしいものでした」と振り返り、今季、54本塁打、130打点で2冠に輝き、メジャー史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成するなど、数々の偉業を成し遂げたことに「もちろん彼がこのような大きな偉業を成し遂げる選手になるということは予見していました。ただ、いつかと言われれば、それはわからなかったんですけれども、これだけ早い段階で素晴らしい偉業を達成するということで、自分たちにとってもうれしいことですし、本当にすごいことだと思います」と話した。

 会見に同席したライアン・ワード外野手はドジャースのマイナーでプレーし、今年のスプリングキャンプで大谷や山本とトレーニングに励んだという。「もう信じられないぐらい素晴らしい経験をすることができました。大谷選手とはロッカーが近かったこともあって、いろんな会話もすることができた。山本選手は3Aのリハビリから上がってきたところだったんですけれど、一緒にプレーをすることで、日本人の野球選手の野球に対する愛っていうものもすごく感じることができました。そういったところから学んだっていうのもたくさんあります」と振り返った。

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