西武が来季2年目の宮沢太成投手と育成契約締結と発表 北海道大から初のプロ野球選手も1年目は1軍登板なしでオフに戦力外通告

 西武は20日、宮沢太成投手(25)と来季の育成選手契約を結んだと発表した。背番号は「117」に決まった。プロ1年目の今季は支配下選手契約を結んでいた。

 宮沢は球団を通じて「1軍で20試合登板することを目標にしていましたが、叶わず、うまくいかないことが多い1年でした。全体的なレベルアップはもちろんですが、持ち味である直球の球速と制球力の両立という点については、このオフにしっかり取り組みたいと思っています。育成選手となりますが、チームの戦力になるための練習をすることに変わりはありません。一日でも早く、1軍の舞台で活躍できるように支配下選手を目指してがんばります」とコメントした。

 宮沢は長野県随一の進学校、長野高から北海道大法学部に進み、在学中に大学野球部を退部して四国IL・徳島に入団。昨年のドラフト会議で西武に5位指名された。国立の北海道大出身のプロ野球選手が初めて誕生して話題になったが、1年目の今季は1軍戦登板がなく、2軍戦で12試合、防御率3・60。10月28日に戦力外通告を受けていた。

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