巨人の高橋礼が大幅ダウンも納得「金額に見合った成績ではない」600万減の3700万円「来年は2桁勝てるように」

 契約更改を終え笑顔を見せる高橋礼(撮影・開出牧)
 契約更改を終え会見に臨む高橋礼(撮影・開出牧)
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 巨人の高橋礼投手(29)が21日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、600万減の3700万円(金額は推定)で更改した。

 移籍1年目の今季は開幕ローテ入りを果たし、4月には2勝を挙げたがシーズン中盤に失速した。3度の2軍降格を経験するなど、11試合に登板で2勝2敗、防御率3・66の成績。大幅ダウンにも「金額に見合った成績ではないと自分でも思っている。契約していただけてありがたいと思っています」と頷いた。

 勝負の来季に向けて「全体の底上げはしなきゃいけないですけど、真っ直ぐでファウルを取れる、空振りを取れることが大事になる」とテーマを設定。「後半、戦力になることができったのが悔しい。来年は1年間、1軍で出場できるように。2桁勝てるよう、しっかりローテーションを1年間、回り続けることが目標です」と前を向いた。

 今月14日にはDeNA・中川颯、西武・與座と「アンダースロー会」を開催。焼き肉を食べながら約4時間、「ずっと野球の話をしていました」と意見交換した。12月中には合同トレも予定し、中川颯のスライダーを参考に、今オフのテーマは“新球”習得。「空振りが取れる球種か、いつでもカウントが取れる球種。そのどちらかを必ず」と、来季開幕ローテ入りに向け進化を誓った

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