米国代表 8点差 オーバーラン失敗でゲームセット まさかの幕切れにソーシア監督「ミスが多かった」

 「ラグザス presents WBSCプレミア12・2次リーグ、日本代表9-1米国代表」(21日、東京ドーム)

 思わぬ幕切れとなった。日本が8点リードの九回2死一塁。米国はジョンソンが左前打を放つと、二塁走者のウィリアムズは本塁を狙おうと全速力で三塁を回ったが、一転して三塁に戻ろうという動きを見せた。

 それを見た桑原は素早く返球すると、遊撃・源田が走者にタッチして楽々アウトで3アウト。8点を追いかける側がひとつ先の塁を欲張ろうとしたことで、まさかのゲームセット。

 投手陣は4死球を与え、小園に2打席連続本塁打を含む7打点を許すなど、攻守で粗さが目立っただけに、ソーシア監督は「前半は良かったが、その後ミスが多かった。相手は非常にうまく打った」とし、4回2安打無得点に抑えられた高橋宏については「速球も素晴らしい。いいものを持っているし、十分に力を発揮した」と話した。

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