侍ジャパンが2連勝で決勝へ前進!国際大会26連勝 牧が決勝の満塁弾「皆のおかげ」ベネズエラとの打撃戦を制す

 6回、勝ち越し満塁本塁打を放ち“デスターシャ”の牧(2)=撮影・金田祐二
 6回、牧の勝ち越し満塁本塁打に喜ぶ才木(撮影・金田祐二)
 6回、満塁弾を放ち雄たけびを上げる牧(撮影・山口登)
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 「ラグザス presents WBSCプレミア12・2次リーグ、日本代表9-6ベネズエラ代表」(22日、東京ドーム)

 日本代表は逆転勝ち。ベネズエラとの打撃戦を制し、国際大会26連勝。2次リーグ2連勝で決勝進出へ前進した。

 打線は初回1死二塁から3番・辰己の左越え適時二塁打で1点を奪って先制した。さらに続く森下の中前適時打で1点を追加した。

 先発した才木は5回で88球を投げ、2安打5三振2失点でマウンドを降りた。阪神でもないプロ初の中5日での先発。初回は1死球を挟み3三振とまずまずの投球を見せた。だが3点リードの二回につかまった。1死一塁からレイエスにバックスクリーン左に運ばれる2ランを浴びて1点差に迫られた。ただ、その後は走者を出しても粘りの投球を見せ、踏ん張った。

 2番手で登板した井上が失点を重ねた。1死一塁からCE・ペレスに左翼席に2ランを浴びて逆転を許す。さらに2死一、二塁からアルシアに右前打を浴びて1失点した。

 2点を追う展開となったが、直後に猛攻。六回、坂倉のソロで追い上げると、押し出しで同点。さらに牧が決勝の満塁弾を放ち、勝利を引き寄せた。

 七回から鈴木、清水、藤平が無失点リリーフ。九回は大勢が1失点したが、逃げ切った。侍ジャパンは23日に台湾と戦う。

 牧は「チームが束になって勝つことができて良かった。その前に坂倉がホームランを打って、2死から小園が出塁してくれた。全員がつながって得点できたので、打てたのは皆のおかげと思います。本当に最高でしたし、球場の盛り上がりが最高で嬉しかった」と振り返った。

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