オリックス・西川が熱望「ホームランテラス席作ってくれ」「ペイペイなら入っていたんじゃないか」 管理部長も検討示唆

 契約更改交渉に臨んだオリックス・西川龍馬
 京セラドーム大阪
2枚

 オリックス・西川龍馬外野手(29)が22日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、1億8000万増の3億円(金額は推定)でサインした。来季は4年契約の2年目となるが、席上では球団に要望を伝えた。

 「ホームランテラス席を作ってくれと言いました。他球団を見ていて守っていても思いますし、打っていても思うので」

 外野の右中間と左中間にホームランテラス席を設置することで、本塁打増加につなげたい思いがある。「(テラス席のある)ペイペイ(ドーム)なら入っていたんじゃないかという打球も何本かあった」。他の野手からも「フェンスを下げてくれ」と意見があったようだ。

 京セラドームの広さは投手有利だが、裏返せば野手は不利といえる。久保管理部長は「実現にはいろいろな確認事項もいります。今、言われたところですので、当然この報告を上席に上げてというところですね」と検討する可能性も示唆した。

 移籍1年目の今季はチーム最多の138試合に出場し、打率・258、7本塁打、46打点。「思っていた成績と数字的にだいぶ誤差があった。しっかり来年やります!!と伝えました」。バットで覇権奪回に貢献する。

 ◆パ・リーグ球団の本拠地本塁打数 2024年シーズンでオリックスが京セラドームで実施した試合数は61試合。そして本塁打数は33本だった。対して同球場での対戦球団の本塁打数は18本。1試合平均で見ればオリックスが0・54本、相手球団が0・29本となる。一方、その他のパ球団の本拠地試合数と本塁打数は【ソフトバンク】(みずほぺいぺい)=65試合59本/相手球団=44本。【日本ハム】(エスコン)=72試合71本/相手球団=66本。【ロッテ】(ゾゾ)=71試合38本/相手球団=44本。【楽天】(楽天モバイル)=66試合24本/相手球団=36本。【西武】(ベルーナ)=69試合29本/相手球団=29本。

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