98年ぶり大阪勢センバツ出場0校危機 近畿地区代表・東洋大姫路が準決勝で敗退し、神宮大会枠取れず

 「明治神宮野球大会・高校の部・準決勝、横浜3-1東洋大姫路」(23日、神宮球場)

 東洋大姫路が横浜に延長11回タイブレークの末に敗れた。近畿地区は神宮優勝校地区に与えられる来春センバツの神宮大会枠を奪えず、従来の6枠の中から選考されることになった。

 秋季近畿大会での大阪勢の結果は履正社が初戦で滋賀短大付、5年連続出場中だった大阪桐蔭は滋賀学園に初戦敗退。大阪3位の大院大高は初戦を突破するも準々決勝で東洋大姫路に0-4で敗れて当確ラインとなる4強入りを果たせなかった。

 4強は東洋大姫路(兵庫)、市和歌山、智弁和歌山(和歌山)、天理(奈良)。地域性で見れば滋賀、京都、大阪の高校が当確ラインに入っていない。滋賀1位の滋賀学園、準々決勝で市和歌山に六回コールド負けを喫した京都1位の立命館宇治、滋賀2位の滋賀短大付が8強止まり。大阪勢でセンバツ出場の可能性が大きく残っている大阪3位・大院大高はこの3校と比較されると見られる。

 センバツでの大阪勢の出場が0校となれば1927年の第4回大会以来98年ぶりとなる。

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