【解説】なぜ米国、ベネズエラと1勝ずつで並ぶ台湾が日本戦を待たずに決勝進出を決めたのか プレミア12

 9回、勝ち越しソロを放ったワードを迎える米国ナイン(撮影・金田祐二)
 最後の打者となりがっくりのH・ペレス(撮影・金田祐二)
9回、勝ち越しソロを放ち飛び上がるワード(撮影・金田祐二)
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 「ラグザス presents WBSCプレミア12・2次リーグ、ベネズエラ代表5-6米国代表」(23日、東京ドーム)

 米国が2次リーグ初勝利を挙げ、ベネズエラとともに1勝2敗で並んだが、ともに3位決定戦に回ることになり、19時開始の日本戦を残す現在1勝1敗の台湾の決勝進出が決まった。

 台湾は日本戦に勝利すれば2勝1敗で日本と並ぶが、2チームが同率で並んだ場合には直接対決の結果が優先されるため、台湾1位、日本2位となる。

 仮に日本に敗れた場合、台湾、米国、ベネズエラの3チームが1勝2敗で並ぶが、3チームが同率となった場合には当該チーム間のTQB率(得失点差率)で決勝進出チームを決めることになる。

 その場合、当該間の成績は1勝1敗ずつで、既に決着している。台湾は18イニングで8得点し、17イニングの守備で4失点となっており、TQB率はプラス・209。米国は攻撃、守備ともに18イニングで8得点、13失点で同マイナス・278、ベネズエラは17イニングで7得点、18イニングで6失点。TQB率はプラス・078となり、いずれも台湾を上回ることができないため、2勝を挙げている日本と台湾の2位以内が確定した。

 ベネズエラ2-0台湾

 米国2-8台湾

 ベネズエラ5-6米国

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