DeNA・筒香が力説「今はSNSとか情報が発達」も「感覚は自分で見つけることが大事」川崎市内で野球教室

 子どもたちの打撃を見守る筒香
 子どもたちに「何年生?」と話しかける筒香
 野球教室に参加した東
3枚

 DeNA・筒香嘉智外野手が24日、神奈川・川崎市内の等々力球場で、「キッズベースボールフェスティバル2024」に参加した。

 毎年恒例で実施している野球ふれあいイベントで、例年の横浜スタジアムと横須賀スタジアムに加え、前身の大洋ホエールズが神奈川に本拠地を移して70年目を迎えたことを記念し、初めて川崎市内で実施。同球場では、筒香ら10選手が参加し計231人の小学生に野球教室を行った。

 終了後に取材に応じた筒香は、「今はSNSとか情報が発達しているので、その答えを見つけやすいとは思うんですけど、自分の中のバッティングの感覚、何にしても自分で見つけるってことが大事」と力説。「楽しいのが一番ですけど、『楽しい』にもいろんな種類がある。野球をやっていく中で壁にぶつかる時もあると思うんですけど、乗り越える力は将来必ず生きる」と子どもたちへの願いを口にした。

 自身も、故郷の和歌山・橋本市に自費を投じて野球施設を建設。競技振興のために積極的に活動を行っている。野球人口の減少など取り巻く環境の変化についても、「現役の選手が声を上げて、いろんなことを野球界に還元していくことは非常に大事」と熱く語った。

 また、母校・横浜高が明治神宮大会で決勝進出したことにも言及。「もちろん頑張ってほしいのはありますけど、気温は寒いですし、けがだけは気を付けて。両校にとっていい試合だったなっていうような試合が素晴らしいと思うので、勝った負けたより素晴らしい試合をしてほしい」とエールを送っていた。

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