楽天・田中将 電撃退団「メジャーから戻って一緒にプレーができて本当にうれしかった」【メッセージ全文】
楽天は24日、田中将大投手(36)を11月30日が提出期限の保留選手名簿に記載しないことを発表した。オンラインでの取材に応じた石井一久SD(51)は来季契約について減額制限を超えるダウン提示を行ったことを明かした上で、田中将本人から「自由契約にしてほしい」と申し出があったと経緯を説明した。日米通算200勝まであと3勝に迫っている右腕は今後、他球団での現役続行を模索する。
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こんにちは。田中将大です。本日はご報告の動画となります。このたび、私は楽天イーグルスと来季の契約を結ばずに新たなチームを探すことに決めました。
これまでお世話になった球団関係者の皆様、そしてスタッフの皆さん、チームメイトのみんな、ありがとうございました。
ごあいさつする機会があると思いますけども、メジャーから仙台に戻って一緒にプレーができて本当にうれしかったです。そしてファンの皆さん、日本に戻ってきてからイーグルスで日本一になることを目標に、皆さんと共に日本一になりたい一心でプレーをしてきました。この4年間でその目標が叶わず、本当に残念です。
なかなか思うようにいかず、苦しく我慢の時間も少なくなかった時にですね、どんな時も信じて温かいご声援をくださり、時には叱咤激励もしてくださり、支えられてきました。感謝しています。ありがとうございます。
そして、来季はどこでプレーするかというのは何もわからない状態ですけども、今の自分はもういいコンディションで、いいトレーニングを積むことができています。もう来季に向けてもスタートしていますし、来季は今年投げられなかった分、さらにしっかりと投げて戦っていきたいなというふうに思っているので、引き続きしっかりと準備をしてオフシーズン過ごそうかなと思っています。
結論がまたこうしっかりと出た時に、またこの場で自分から皆さんの方にご報告させていただきます。