青学大が神宮大会初Vで4冠達成 決勝史上初満塁弾の中田「自分で言うのもなんですけど、持ってるな」 創価大はプロ注目・立石が大会最多安打も及ばず
「明治神宮野球大会・大学の部・決勝、青学大7-3創価大」(25日、神宮球場)
東都大学野球リーグの青学大が創価大を下し初優勝。史上5校目6度目となる大学4冠(春秋リーグ戦、全日本大学選手権、明治神宮大会)を達成した。
初回1死満塁で中田達也外野手(3年・星稜)が大会史上6人目となる満塁弾を放ち先制。三、四回にも追加点を奪い突き放した。
7-2の九回2死では、前日に右手人さし指骨折から復帰したロッテのドラフト1位指名・西川史礁外野手(4年・龍谷大平安)が代打で出場も見逃し三振。大学ラスト打席となった。
先発したエース・中西聖輝投手(3年・智弁和歌山)は8回4安打11三振2失点と好投。九回は鈴木泰成投手(2年・東海大菅生)が1回1失点で試合を締めた。
満塁弾の中田は「4年生を日本一の男にするという気持ちで打席に立った。一瞬入ってないのかと思ったんですけど、入ってよかったです。(決勝での満塁弾は史上初)自分で言うのもなんですけど、持ってるなと思います」と胸を張った。
創価大は来秋ドラフト1位候補の立石正広内野手(3年・高川学園)が3打数2安打1打点をマーク。今大会は通算15打数10安打6打点、打率・667で、大会最多安打を記録したが、あと一歩及ばなかった。