巨人・菅野「どの賞よりもうれしいです」 小林と“スガコバ”で7年ぶり「最優秀バッテリー賞」 海外FAの進展は「まだ」
海外FA権を行使した巨人の菅野智之(35)が25日、都内で行われた「最優秀バッテリー賞」の表彰式に、今季先発した全試合でバッテリーを組んだ小林誠司捕手(35)と出席。“スガコバ”で7年ぶり3度目の受賞に「どの賞よりもうれしいです」と喜びを語った。
「まさかもう一回、誠司と賞をいただけると思っていなかったですね」
35歳コンビの復活を証明する栄誉をかみ締めた。菅野が海外FA権を行使したことで、契約が決まれば来季は別々のチームになる。「多分、賞を取ることは無理だと思いますけど…」と笑わせながらも「チームを引っ張っていって欲しい」とエール。小林は「この賞を他の投手と取って、嫉妬心が生まれるよう頑張りたい」と笑顔で応じた。
現時点での進展について、菅野は「代理人が毎日のように各球団と交渉をしてくれている。僕の方にはまだ話はきていないですね」と説明。今後は12月上旬から米ハワイを自主トレ拠点に、オファーがあればリモートなどで交渉にも参加する。「そんな感じで頑張ります。すみません、あまり多くは語れないので」と菅野。焦らず吉報を待つ。