巨人の泉口友汰内野手（２５）が２６日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸１０００万円から１２００万増の２２００万円（金額は推定）で更改。「思ったより上げていただいたなという感じです」と笑みを浮かべた。

　２０２３年度のドラフト４位で入団したルーキーは、同１位の西舘、同３位の佐々木ら３人で初年度から開幕１軍メンバーに入ると、シーズンを通して優勝に貢献するなど６６試合に出場。５月下旬には打撃不振の門脇に代わる形で、遊撃でスタメン出場の機会を増やした。

　一方で、シーズンを振り返って打率・２０１に終わった打撃面を課題に挙げ「やっぱり打つ方で数字があんまりだったので、来年はもっと打てるように頑張りたいと思います」と前を向く。オフは岡本和真内野手（２８）、吉川尚輝内野手（２９）を師事し、合同自主トレを願い出た。

　２年目に向けて「まずは体を強くすること。今シーズンは２回くらい行ったり来たりしたので、まずは１年間１軍に帯同。リーグ優勝、日本一というのを目標に頑張っていきたいと思います」と誓いを立てた。