セ・パMVP 巨人・菅野とソフトバンク・近藤が受賞 ともにリーグ制覇に大きく貢献
「NPB AWARDS 2024」(26日、グランドプリンスホテル新高輪)
両リーグの最優秀選手賞(MVP)が発表され、セは巨人・菅野智之投手、パはソフトバンク・近藤健介外野手が受賞した。
菅野は4年ぶり3度目のMVPを獲得した。今季の菅野は15勝3敗、防御率1・67の好成績で最多勝と最高勝率の2冠に輝いた。巨人の4年ぶりリーグ制覇に貢献した。
「去年の今頃は、菅野がMVPを取ると思っている人は誰もいなかったんじゃないかと思います。自分自身、絶対やれるんだと信じて昨年のオフからトレーニングだったり、自分自身を見つめ直す時間に費やしてきた」と振り返った。
今オフ、海外FA権を行使してメジャー挑戦を目指している右腕。「また一つ、上のステージでという、常にその気持ちは持ち続けてプレーしていた」。“MVP右腕”が海を渡り、大リーグの打者に挑む。
一方、近藤は打率・314で首位打者を獲得。19本塁打、72打点でリーグ制覇に大きく貢献した。同僚の山川、有原、モイネロとの争いとなったが、5番打者で安定した成績を残した近藤が初受賞となった。