オリックス・福田 背番号「1」返上「見合った成績残せなかった」 1000万減、5000万円でサイン
オリックスの福田周平外野手(32)が26日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、1000万減の5000万円でサイン(金額は推定)。今季まで3年間背負った背番号1を返上し、来季は65番で再出発することを明かした。
「(背番号に)見合った成績を残せなかったし、重い番号でもあると思い、決断をしました」
初めて1番を背負った22年は外野手部門でゴールデン・グラブ賞を獲得したが、昨季は36試合で打率・191。今季も69試合で打率・232。オリックス初代背番号1の福良GMのような活躍を思い描いて受け継いだが、実現できずGMに返上を伝えた。
来季はドラフト1位・麦谷(富士大)らと外野を争う立場だが「自分との戦いなので。周りの選手はあまり気にならない」とキッパリ。大きくなった背番号で輝きを放つ。