日本ハムの若林晃弘内野手（３１）が２７日、北海道北広島市の球団事務所で契約交渉に臨み、ダウン提示を受けてサインした。巨人からトレードで移籍した今季は、３月１６日の巨人とのオープン戦で左ハムストリングス肉離れを発症。その後も左右の足の相次ぐケガで１軍出場はなかった。

　「今までのプロ野球生活の中でも一番苦しかった。来年こそは結果で示して、このケガがプラスになったと思えるように。結果が全てだと思うので、活躍するか野球を辞めることになるか、そのくらいの気持ちでやっていきたいと思っています」と話した。

　秋のフェニックスリーグに出場。「状態も良かった」と故障箇所の回復度合いを確認。「冬の間に体作りをもう一度して、来年２月に１００％に行けるようにしたい」と誓った。