中日 長距離砲・ボスラーと基本合意 今季3Aで打率・303、31本塁打、110打点

 中日が米大リーグ・マリナーズ傘下3Aでプレーしたジェイソン・ボスラー内野手(31)と来季の契約で基本合意したことが27日、分かった。

 身長185センチ、体重100キロという恵まれた体格から打球を飛ばす左打ちのスラッガーで、ジャイアンツ時代の2021年にメジャー昇格し、メジャーでは通算4年間で10本塁打を放った。今季は3Aタコマでプレー。119試合に出場して打率・303、31本塁打、110打点をマーク。3Aでは5年連続で二桁本塁打を放ち、マイナーで通算162本塁打を記録している長距離砲だ。

 守備は幅広い起用法を可能にするユーティリティープレーヤー。今季は一塁、三塁、左翼、右翼の守備に就いた。本職は内野手だが、春季キャンプでは外野の練習にも取り組む予定。来季の外野手の布陣は、細川と岡林がレギュラーの基本線。残る一つのポジションを大島、鵜飼、ブライトらと争うことになる。

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