マー君退団表明 楽天・則本に危機感「もっと若手が出てこないと」 来季も「争って」守護神 現状維持更改
楽天・則本昂大投手(33)が27日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の3億円でサインした。(金額は推定)
来季で7年契約の最終年を迎えることになるが「僕個人として後ろで投げたいなって思いはある」と、抑えを継続する方向。「確約されたポジションではない。特に(鈴木)翔天と藤平には負けたくないので、争って抑えをつかみとりたい」と力を込めた。
直近で衝撃的な出来事があった。24日、これまでともにチームを支えてきた田中将が退団を表明。「正直びっくりした」と振り返ったが「田中さんの野球人生。選択したことは応援したいというか、野球を辞めるわけではない。どこかの球場でお会いできると思うので楽しみ」と語った。
今季は抑えに転向1年目で、最多セーブのタイトルを獲得。2年連続でのセーブ王となれば、球団では松井裕樹(現パドレス)に続き、2人目のこと。大黒柱の退団に伴い「もっと若手が出てこないと」と危機感も口にした。自身の準備をしっかりと進め、投手陣を支えていく。