日本プロ野球選手会の森忠仁事務局長は２８日、来季から２軍公式戦で延長十回から試験的に導入する「タイブレーク制」について、選手にヒアリングを実施する意向を示した。

　都内での日本野球機構（ＮＰＢ）との事務折衝後、「選手の感覚を聞こうと思ってます」と説明した。ＮＰＢは２軍で実施して検証し、将来的に１軍で導入するかどうかの検討材料にする考えだ。試合時間の短縮や勝敗の決着をつけることなどが目的である制度。森事務局長は「新しいものを取り入れることに対して選手は何のためにというのが一番（重要）」。１２月５日に開く定期大会で意見を集約し、議論を重ねる。