日本ハムの新庄剛志監督が２９日、球団納会に出席。シーズン後、雲隠れしていた理由を明かした。

　新庄監督はソフトバンクとのＣＳファイナルＳで敗退後、表舞台から姿を消していた。「１カ月じゃないですか。寂しかった？」。秋季キャンプもコーチ陣に任せていた中、軽井沢などに旅行に行っていたという。

　その理由について「疲れたんですよ。３年間やり切る。ソフトバンクに負けなかったら自分のチーム作りはできたってね」と結果次第では退任する考えもあったという。だが「ソフトバンクの負けで気合を入れさせてもらって」と続投を決断。「アップデート」と称し、疲労回復にあてていた。

　その期間は「野球のことを考えずに。まだ野球も見たくないし。見ると決めたらとことん見るんで」と語った新庄監督。コーチ陣に秋季キャンプを任せたのも「僕がいなくてもコーチを育てるために。監督になったつもりで育てる」と意図を説明した。

　オフはテレビ出演などグラウンド外の活動が多くなるといい「数字取るから！正月番組見といてください」と語っていた。