日本ハム・斎藤友「江越さんの分も」元虎戦士の誓い 新庄監督の守護神指名に「覚悟を持って」
日本ハム選手会納会ゴルフが1日、北海道苫小牧市の北海道ブルックスカントリークラブで行われた。前日のファンフェスティバルで新庄剛志監督(52)から守護神に指名された斎藤友貴哉投手(29)は「まだまだ自分でも可能性を感じています」と意欲を示した。
極寒の北海道でのラウンドを終えて「スコア?ちょっと上がりました」と白い息を吐いた。守護神に指名された前日を振り返り、「だいぶビックリしました」と笑った。
指揮官の意図を自分なりに解釈する。「指名してもらったけど競争だと思うんで、覚悟を持って、責任もってオフを過ごしていきたい」と気を引き締める。目標とする平均球速アップの土台作りへ「技術と体力をしっかりつけていきたい」とオフのテーマを明かした。
22年10月に阪神とのトレードで、江越とともに移籍した。引退を表明した江越からの「頑張ってほしい」という言葉を伝え聞いて「自分の中で支えになった人。江越さんの分までじゃないですけど頑張りたいと思います」。ともに覚醒を期待された2人。守護神として、江越の分も潜在能力を解き放つ。